血圧の分類

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「高血圧」、こちらも我が国の重要な健康課題の一つとされており、脳卒中・心筋梗塞・大血管疾患・慢性腎臓病などなど生活習慣病の罹患率・死亡率をともに高めてしまう。すなわち高血圧の管理をすることは、生活習慣病の発症を抑制することに繋がるといえるだろう。

また、受診者が充実して日常生活の質を高められるように支援することも非常に大切で、血圧値に基づいて高血圧の管理を行っていくため血圧の測定も伴って重要である。


高血圧の診断は、日本高血圧学会が提示している高血圧治療ガイドライン2014に準じ140/90mmHg以上を判定値と定めてられており、そこからさらにⅠ度高血圧・Ⅱ度高血圧・Ⅲ度高血圧・(孤立性)収縮期血圧に分類される。また、120/80mmHg未満を至適血圧・120~129/80~80mmHg未満を正常血圧・130~139/85~89mmHgを正常高値血圧と分類している。