副腎髄質ホルモン

0 Comment

腎臓上部にある副腎の「髄質」と呼ばれる中身の部分から分泌されているホルモンの事を「副腎髄質ホルモン」という。このホルモンには、ドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリンの3種類があり、この3つを総称して「カテコールアミン」と呼んでいる。緊張や興奮・恐怖・驚き・不安といった精神的ストレス、筋肉の緊張・運動・苦痛・暑さや寒さなどの身体的ストレスが加わることで脳の中心部の間脳という部分がその情報を受け止める。すると、交感神経が刺激され緊張し始めるのだ。そして連動して刺激を受けた副腎髄質からはドーパミンが分泌され、そこからアドレナリン・ノルアドレナリンへと作り替えられる。作り替えられたホルモンの作用によって心拍を増加させ・呼吸を速め・血圧を上昇させ・血液中の糖分を増やし・発汗を促進する等を行うことで、心身に掛かっているストレスに対処しようとするのである。 褐色細胞腫や神経芽細胞腫などの腫瘍が体内に生じると、カテーテルアミンの分泌が増えるという性質を持っている。本検査より、その診断や経過観察時の治療効果を見定めていく。また、狭心症・心筋梗塞・心不全の診断であったりストレスや交感神経が関係している病気が疑われている際にも、この検査を用いる。 この検査は、尿検査と血液検査の2種類ある。尿の場合は、1日の総量をまとめて容器に採取し、どの中に含まれているカテコールアミンを測定し、併せてドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリンについても検査していく。 血液を調べる際は、安静後に採取する必要がある。カテコールアミンは運動や興奮によって分泌が高まる性質を持っているためである。その為、朝の空腹時に1時間の安静をとった後の採血となる。 検査の結果が高値の場合、第一に考えられるのは褐色細胞腫だ。乳幼児では神経芽細胞腫が疑われる。褐色細胞腫の場合だと副腎にできたものはアドレナリン値が高くなり、それ以外に発生した場合にはノルアドレナリンが高値になる事が分っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です