ビリルビンについて

0 Comment

ビリルビンというのは、赤血球が壊される時に、その成分であるヘモグロビンが分解されてできる色素だそうです。

ビリルビンは血流にのって全身を巡るそうです。そして肝臓でつくりかえられて、肝臓でつくられる胆汁にまざって十二指腸から腸管へ出て、便とともに体外に排出されるそうです。

肝臓で作り変えられる前の間接ビリルビン、つくりかえ後を直接ビリルビンと呼ぶそうです。この2つを合わせて総ビリルビンというそうです。

ビリルビンの検査では総ビリルビンと直接ビリルビンを測定して、その差から間接ビリルビンを求めるそうです。

総ビリルビンの基準値は0.4〜1.5㎎/dlだそうです。直接ビリルビンの基準値は、0.4㎎/dl以下だそうです。

ビリルビンはいろんな病気で血液中で増えるそうです。

基準値を外れたときの主な病気として、溶血性貧血、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、胆管結石症、胆管がん、膵がん、体質性黄疸があるそうです。

症状としては皮膚や白目が黄色くなる黄疸がでるそうです。黄疸でからだが黄色くなるのは、ビリルビン色素が血液中にふえるためだそうです。

赤血球の破壊が進んで、ビリルビンの原料が増えると血液中の間接ビリルビンが上昇するそうです。

血管内で赤血球が病的に破壊される溶血性貧血がこの例となるそうです。

肝臓がダメージを受けて、その働きが弱まった時に間接ビリルビンをつくりかえて、直接ビリルビンとして胆汁中に排出することができなくなるそうです。

これによって間接型・直接型ともにたくなって、総ビリルビンが上昇するそうです。

急性肝炎や慢性肝炎、肝硬変などがこの例になるそうです。

膵臓に腫瘍ができて、胆管を圧迫して胆汁の流れがわるくなることもあるそうです。おもに直接ビリルビンが上昇するそうです。